電気学会全国大会講演要旨
7-081
AEセンサを用いた大型風車における落雷位置予測の検討
○房野俊夫(宮崎工業高校)・湯地敏史(宮崎大学)・鳥家秀昭(津山工業高等専門学校)・濵田次男(都城工業高等専門学校)
近年,地球環境への関心が高まっており、再生可能エネルギー源として風力発電が注目を浴びている。だが,落雷等の影響によりブレードや発電機等の故障が報告されており,適用を拡大するためには故障診断法を確立する必要がある。そこで本研究では,複数個のAEセンサを用いて,実稼働している大型風車にAEセンサを取り付けて,機械的な衝撃音により落雷を模擬して,AEセンサ設置位置によって観測信号にどのような変化が生じるのかを調査したので報告する。