電気学会全国大会講演要旨
7-114
OFケーブルの部分放電劣化特性評価
井上雅弘・城 唯彦(関西電力)・西川 毅・相原靖彦(東京電力)・◎堤 貴彦・秋田浩二(ジェイ・パワーシステムズ)
OF接続部の欠陥をミニモデルにて模擬し、OF線路の実運転条件における部分放電の発生条件、およびその進展状態を評価した。部分放電が発生するためには、AC運転電圧に異常電圧の重畳が必要であることが確認された。さらに、絶縁油にガスを溶存させた欠陥あり試料においては、異常電圧の重畳を重ねると部分放電の発生状態が間欠的から連続的に移行することが確認された。