電気学会全国大会講演要旨
7-118
電力ケーブルの水トリー劣化点標定のための基礎検討
◎金 明煥・村上義信・長尾雅行・穂積直裕(豊橋技術科学大学)・栗原隆史・岡本達希(電力中央研究所)・辻 泰三・内田克己(中部電力)
架橋ポリエチレン絶縁ケ-ブルは、電気的な特性や、布設・保守の簡便さなどから、送配電用ケーブルとして多用されているが,浸水条件下で長期間使用すると水トリーと呼ばれる劣化が発生し,絶縁破壊に至ることがある。本研究では、直流バイアス電圧と短い高電圧パルスを使用し、線路内の劣化位置を標定する技術を開発する。