電気学会全国大会講演要旨
7-124
コンパクト型防水管対応ケーブル拘束装置の開発
辻本富幸・斉藤貴志・堀 芳勝・皆川貴宏(東京電力)・鴨志田博史・◎大河原弘之(ジェイ・パワーシステムズ)
近年、東京電力㈱では地中送電線の建設コストを抑えるため、管路の埋設位置を浅層に埋設するとともに、管路をマンホールに連結する際の掘削規模を縮小するために、管路くずしが不要なコンパクト型防水管を採用している。管路建設コストを抑える一方で、浅層埋設のケーブルは、道路上を走行する車両の影響により、波乗りによるケーブル移動現象が散見され、ケーブル移動を抑えるための拘束対策が課題となっていた。 今回、平成18年に開発したフランジ型防水管対応ケーブル拘束装置に続いて、管路口間隔が狭いコンパクト型防水管に対応したケーブル拘束装置を開発したので報告する。