3-021
発電プラント建設工程計画可視化システムの開発
◎杉本洋平・関 洋(日立製作所)
大規模な発電プラントの建設工事の遅延リスクを低減するためには、確実な工程計画の作成・伝達が重要である。特に、海外プロジェクトで異なる言語・文化圏の作業者へ工程を伝達するためには、従来の工程表ベースの伝達のみではなく、工程をより直感的に把握できる仕掛けが重要となる。このために、日立では4D-CAD(3D-CAD+時間)による工程可視化システムの開発を進めており、本研究では入力データの作成効率化のため、設計・工程情報整理や統計的分析手法Random Forestに基づく工程-3Dマッピング機能と、搬入等の汎用的な動作のライブラリ化に基づく工程アニメーション機能を開発した。