電気学会全国大会講演要旨
2-012
風車ブレード表面における落雷時の沿面放電特性
○箕田充志・渡邊 翔(松江工業高等専門学校)・長尾雅行(豊橋技術科学大学)
風力発電は自然エネルギーを用いた発電利用の一つとして世界的に普及しつつある。一方,落雷により風車が被害を受けることがあり早急な対策が必要である。本研究は,風車ブレード表面に段差を設け落雷における雷電流をレセプターに効果的に誘導するシステムの検討を進めている。本報告ではブレード表面に段差と水滴が存在した場合の沿面放電特性を評価した結果を示す。