電気学会全国大会講演要旨
3-031
メッセージング・ネットワークにおけるメッセージ訂正手法の検討
◎伊藤悠哉・田畑隼人・渡部奨大・門馬健太・林 隆史(会津大学)
非同期通信を必要とするSOA等やセンサーネットワークを始めとする、Pub/Subモデルのシステムにおいてメッセージングは重要な要素である。我々のグループは、既存のネットワーク上に構造化オーバーレイとして構築されるMN(Messaging Network)を用いて、SOAシステムやセンサーネットワークを提案してきた。 このようなシステムの障害の原因は、データの改ざんや設定ミスのようなヒューマンエラー等多岐にわたる。これらの障害の検知や改ざんされたデータの訂正等の機能は出来る限り情報基盤が提供すべきである。 本論文では、MNにおけるメッセージ訂正をネットワーク・セントリックな手法による実現方法を検討したので報告する。