3-053
画像認識を用いたマンマシンインターフェースに関する一検討
◎中岡紀幸・鹿間信介(摂南大学)
PCなどの機器を制御する手段として、従来マウスやキーボードなどを用いて操作していたが、最近ではタッチパネルなど新しい操作手段へと変化している。より直感的な操作を実現するには、マンマシンインターフェースの改良が重要である。そこで、Webカメラを用いて入力した画像から手を検出し、機器に触れることなくカーソル制御を行う方法について基礎検討した。本報告では、作成した画像認識処理プログラムの概要とその動作実験結果を中心に述べる。現状では手形状の誤認識が多く、またカーソル位置の追跡精度も高くないが、動体抽出法および手の形状認識法を改良し最新結果について口頭発表する予定である。