CGは、我々の社会生活の中で身近なものとなったが、良質なコンテンツを作成するためには、デザインの知識やセンスを要する。そのようは背景において、対話型進化論的計算を用いて自動的にデザインを生成させる研究が盛んに行われているが、デザインの善し悪しを判断するためには、人間による評価が必要であるため、デザインに必要な色・形・質感などの要素をすべて考慮することは困難である。本論文では、デザインを生成する対話型Grammatical Evolutionに、色彩調和論を導入し、形と伴に色彩のデザインを行うシステムを提案し、その有効性を確認した。