電気学会全国大会講演要旨
3-060
巡回セールスマン問題におけるn-opt法に基づく近似解法の提案
◎叶 暁強・星野貴弘・浜松芳夫(日本大学)
本研究では,巡回セールスマン問題(traveling salesman problem,TSP)を対象とする.巡回セールスマン問題とは,与えられる全ての都市をそれぞれ一回ずつ訪問してから,はじめの都市に戻る巡回路の内,最短距離となるものを求める問題である.巡回セールスマン問題の応用として,配送計画問題や回路基板穿孔問題などが挙げられ,TSPの解法によりさまざまな分野での作業の効率化や費用の削減に期待ができる.