電気学会全国大会講演要旨
3-069
住宅における電力消費予測手法の研究(その2)
○近藤修平(関西電力)・鉾井修一(京都大学)
東日本大震災以降の不安定な電力供給を経験し, 住宅向け蓄電池, 太陽光発電システムや燃料電池への関心が高まっている。特に燃料電池では, 宅内の電気と熱の需要を同時に考慮した運転が必要であり, そのためには精度の高い電力と給湯消費予測が不可欠である。我々は, これまで日積算給湯量の予測手法について検討してきた。本報では自己回帰モデルを使用し、1時間先の電力消費量予測モデルを提案する。