電気学会全国大会講演要旨
3-073
蓄熱型空調における資源貯蓄方式を用いた熱配分方法
◎相澤亮太・熊谷 敏(青山学院大学)・杵嶋修三(国立環境研究所)
近年、空調では省エネと快適性の両立を図る空調システムの研究が行われている。例えば、熱資源生成の効率化、熱資源運搬の効率化などが挙げられる。本研究では、適切な居室に快適性が重要な時間帯に熱資源を配分することで、熱資源活用の効率化を図ることを目的とする。そのため、本研究では実測により居室環境を把握し、熱管理者が各居室へ配分すべき熱資源配分量の決定方法の提案を行う。