電気学会全国大会講演要旨
3-155
電磁誘導型振動発電の数値解析と実験結果の比較
◎佐藤孝洋・五十嵐 一(北海道大学)
環境発電の方式の1つである電磁誘導型振動発電はメンテナンスフリー性の高い小電力源であり,無線センサIC等の電源としての活用が期待されている。振動発電を実用化するためには,高出力化,広帯域化が必要である。それを実現するためには数値解析を活用し,デバイスの特性を正確に解析し,最適設計を容易にすることが重要である。本研究では電磁界の有限要素法に基づく振動発電の連成解析手法を用いて振動発電の挙動を解析し,得られた数値解析結果と実験結果を比較し,連成解析手法の有効性を検討する。