電気学会全国大会講演要旨
4-001
インバータユニットの定格負荷通電制御方式
◎新村直人・鈴木寛充・岡 利明・塚越昌彦(東芝三菱電機産業システム)
変換器の製品を製造・販売する場合は,必ず定格電圧あるいは定格電流での運転をして,品質確認をして出荷する必要がある。 しかし,工場電源容量の制約や試験場所の面積の制約などで,定格電圧・定格電流試験を一度に実施できない場合も多い。 一方,単相インバータユニットを組み合わせて,装置の定格を向上させる方式がある。 この場合,定格電圧・定格電流での試験が出来る可能性がある。 今回,ユニット単体の通電において,試験用に専用の制御方式を開発することで,ユニット単体での定格電圧・定格電流での通電をすることが可能となった。 本論文では,この制御方式と試験結果について報告する。