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鉄鋼プラント向け大容量変換器の開発
◎鈴木伸也・椋木 誠・吉沢大輔(東芝三菱電機産業システム)
現在、鉄鋼プラント等の産業分野においては大容量の可変速ドライブ装置が多数適用されている。このようなドライブ装置は、コンバータ、インバータ共に同一容量の変換器を用いる事が一般的である。しかし、誘導電動機を駆動する場合、力率が下がるため、力率1制御をするコンバータ容量は少なくて良い。
これまで、定格容量9MVA、最大出力電圧3650Vの変換器を開発してきたが(1)、本論文では定格容量6MVA、最大出力電圧3650Vの変換器を開発したので紹介する。2種類をラインナップする事で変換器の適した選択が可能になる。