電気学会全国大会講演要旨
4-080
高周波インバータを用いたワイヤレス電力伝送の送電実験
◎布施浩司・堺 和人(東洋大学)
近年、2次電池として高出力のリチウムイオン電池が開発されたが、高価で重量も重い課題がある。また、充電時に感電防止のため充電部は非接触が望まれる。そこで解決手段の一つがワイヤレスの電力伝送である。屋内の配線やコンセントがなくなり、電気自動車では走行中に地上から送電できるためバッテリーが不要になる。本研究では、磁界共振結合方式について原理面を中心に基礎研究を行い、験用電源として高周波インバータを試作し原理モデルで送電実験を行った。ワイヤレス電力伝送の中で電磁界共振結合方式について原理面を中心に基礎研究を行う。