電気学会全国大会講演要旨
4-090
kW級ワイヤレス電力伝送システム向け共振子構造の検討
◎司城 徹・山田亜希子・尾林秀一(東芝)
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の非接触充電向けにkW級ワイヤレス電力伝送システムが検討されている。コイル間の相互結合により無線で電力を伝送するための共振子は、高効率化、軽量化および省スペース化が望まれる。本システムの共振子は、コイルと共振用キャパシタを直列接続する。本報告では、省スペース化のために、共振用キャパシタを共振子筐体に内蔵[1]する場合に、効率への影響の小さい構造を検討し、試作評価する。