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4レグインバータのキャパシタ静電容量による2PMSMの速度制御特性
◎久保勇治・諸井隆行・松瀬貢規・久保田寿夫(明治大学)
4レグインバータを用いて永久磁石同期電動機を駆動するとき、キャパシタの中性点の電位に変動が起こる。この変動の大きさは、キャパシタの静電容量に反比例する。従って、キャパシタの静電容量が大きいほど変動が小さくなり永久磁石同期電動機が安定して駆動するが、あまりキャパシタの静電容量を大きくするとスペースが広くなってしまうという問題が起こる。そのため、適切な静電容量のキャパシタを選択する必要がある。本論文では、4レグインバータを用いて永久磁石同期電動機を駆動するために必要な制御法を示し、キャパシタの静電容量を9900μFや3300μFなど変更した時の速度制御の実験結果を報告し、それを基に比較検証を行う。