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リユースモジュール健全性試験技術
○加藤 宏・中安智久(電気安全環境研究所)・長尾 力(日本大学)
我が国では、1992 年度からの「公共施設等用太陽光発電フィールドテスト事業」、1994〜2005年度の「住宅用太陽光発電システムの設置への補助金」により、設置後10年を超えるシステムが多く存在する。この中で、初期の目的を達成した太陽電池モジュール(以下、「モジュール」という)が多く存在する。今後、これらモジュールが、新たなユーザの下、新たに設置するリユースモジュールが大量に発生することが想定される。そこで、本報告では、先の大量発生前に、リユースモジュールの再設置における要求事項とともに、モジュールの最も重要なパラメータである電気的出力を求める測定方法について検討した結果を報告する。