電気学会全国大会講演要旨
4-172
水中緑膿菌の電解殺菌におけるオゾンの影響
◎奥 知大・瑞慶覧章朝・橋口拓也・澤井 淳(神奈川工科大学)・乾 貴誌・當山広幸・中田英寿(富士電機)
本研究では、電解処理により緑膿菌の殺菌実験を行った。生存率の電流密度特性を検討した結課、50mA/cm^2において電解時間の経過に伴い生存率が低下した。そこで電解時に生成されるオゾン濃度をヨウ素滴定法で測定したところ50mA/cm^2では時間の経過とともにオゾン濃度が高くなった。すなわち、電気分解によりオゾンが生成され緑膿菌が殺菌されることが示された。