電気学会全国大会講演要旨
4-228
エレベーター三方枠形状計測手法の研究
◎野口琢也・白附晶英・関 真規人(三菱電機)・白沢 勝・乙戸紀夫(三菱電機ビルテクノサービス)
2000年に改正された建築基準法に伴い,エレベータ昇降路部分は防火設備で区画することが義務付けられるようになった.既設エレベータに防火設備を設置するためには,三方枠形状の良否を判定する必要があり,筆者らは,判定作業効率化を目的として三方枠形状計測装置の開発を行っている.今回,形状計測手法の検討を行い,考案した手法の精度評価を実施した.その結果,本手法が原理的に三方枠良否判定に適用可能であることを確認した.