電気学会全国大会講演要旨
5-022
3倍比極数変換永久磁石モータの変換・可変速特性
◎岡村佑二・堺 和人(東洋大学)
今日、電気自動車や鉄道等の可変速運転を行うシステムでは小型・高出力の永久磁石モータが適用されている。しかし、永久磁石モータは高速運転領域では回転速度に比例して誘起電圧が電源電圧以上となり、可変速運転ができなくなる。弱め磁束制御により、損失も増えるため効率が悪くなる。これらの問題を解決するために低速側では多極のモータ、高速側では少極のモータで運転することで低速から高速までの全領域で効率の向上を目指す。