アキシャルギャップ型SRモータは薄型形状でもギャップ面積が変わらないため，薄型モータとして有利である。本稿ではアキシャルギャップ型SRモータの最適な直径-軸長比の検討を行った。直径を一定の状態で軸長を変化させた。軸長は固定子極長のみの変化に依存させ，巻線の太さと占積率を一定とするため，軸長によって巻線数も変化する。この条件で軸長を変えた9点のモデルを3D-FEMで解析した。解析の結果，トルク体積密度がピークとなる軸長が存在し，結果の考察を行ったので報告する。