電気学会全国大会講演要旨
5-211
コロナ放電により菜種油中に溶解したガス成分の分析
○山本博法(石川県警察本部)・藤沢拓弥・Murdiya Fri・花岡良一・宮城克徳(金沢工業大学)・西川精一・高本 清・金田尚士(かんでんエンジニアリング)
油入電力機器内部における異常(過熱、アーク放電、部分放電)を検出する目的で、油中ガス分析による診断法が全ての電力会社などで行われている。本研究では、環境保全の観点から鉱油の代替油として有望視されている菜種油に着目し、コロナ放電時に生じる溶解ガス成分を鉱油中と対比して調べたので、ここに報告する。