電気学会全国大会講演要旨
6-054
再生可能エネルギー大量導入を考慮した東日本地域における最適電源構成の検討
◎杉山達彦・小宮山涼一・藤井康正(東京大学)
年間365日10分間隔で再生可能エネルギーの出力変動を考慮可能で、送電ネットワークをも考慮した大規模な最適電源構成モデルを用いて、東日本地域で再生可能エネルギーが大量導入した際の最適な運用を検討する。 特に風力資源が豊富な北海道や東北で風力発電の導入が進んだ際は、火力発電による出力調整や蓄電設備の併用に加え、地域間での連系も重要になると考えられる。本研究では、各地域内での発電構成に加えて地域間連系についても検討することにより、将来的な系統利用のあり方を考える。