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メガソーラ発電の売電計画の検討―発電量予測値の検証と電力市場への売電―
○飯坂達也・石橋直人・勝野 徹(富士電機)・永木雄也・高野浩貴・村田純一(九州大学)
FIT制度施行後,日本全国でメガソーラの建設が急増している。太陽光発電の買い取り価格は,交付金と回避可能費用からなる。ここで回避可能費用は,売電先の電力会社の発電単価相当であり,通常電力市場価格よりも低い。もし,太陽光発電出力を回避可能費用以上の金額で電力市場に売電できれば,事業収益をさらに向上させることができる。
本稿では,最初に太陽光発電予測の精度について,検証した。次に,その予測値を入力にし,蓄電池を用いずに電力市場に売電した場合の収益性について検討した。その結果,蓄電池がなくても,収益向上が見込めることが判明したので報告する。