6-123
クリギング法による広域平均日射量把握の遷移仮説による補正
○本田一則・駒見慎太郎(北陸電力)・川崎憲広(電力中央研究所)
現状のクリギング法による日射量推定では,観測地点数以上の均し効果は考慮されていない。そのため,観測点数以上の地点の日射量を推定して,エリア全体の日射量を求める際,均し効果を考慮した補正を行う必要がある。今回著者らは,供給エリア内の日射量をクリギング法による日射推定で行い,エリア全体の平均日射量を遷移仮説から導出されるローパスフィルタを適用させることで均し効果の補正を行う方法を提案した。