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米国アルバカーキ市の商業ビルにおけるスマートグリット実証その2 連系運転時の制御結果
○山根俊博・森野仁夫・杉本貴之(清水建設)
本報では、米国アルバカーキの商業ビルにおいてスマートグリッド実証システムを構築し、太陽光発電や負荷電力の変動を安定化する連系点潮流一定制御を行った結果を述べた。制御結果より、受電点電力の変動は、制御目標値±10kW以内に90%の割合で収まることが明らかになった。また、ガスエンジンの代わりに冷凍機を用いた場合の実証試験を行い、冷凍機でもガスエンジンと同等の制御精度が得られることを示した。これにより、ガスエンジン発電機などの電源が装備されない施設においても、連系点潮流一定制御が実現できることを実証した。