電気学会全国大会講演要旨
6-223
風力発電等分散型エネルギーの広域運用システム(2)-広域運用システムの構築-
○植田喜延・田邊隆之(明電舎)・滝谷克幸(日本気象協会)・石川志保(北電総合設計)・大村剛宏(北海電気工事)・北 裕幸(北海道大学)
再生可能エネルギー電源の導入促進のため,北海道内に分散配置された再生可能エネルギー電源を連携した「広域運用システム」を構築し,蓄電池による再生可能エネルギー出力の安定化とその必要容量削減を試みる研究を平成24年度から実施している。 本稿では,広域運用システムの構築において,広域のネットワークシステムや各地に設置したスマートメーター等の制御システムに関して,その構成と初期試験結果について述べる。