東光電気（株）と（独）産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)による共同研究を通して、Substation Automation System (SAS) の国際標準規格IEC 61850とElectronic Current Transformer (ECT)の国際標準規格IEC 60044-8に適合した、ECTの誤差評価システムの開発を行い、両規格に対応した80 Sample/周期のサンプリング計測に対する基本的な誤差評価や不確かさ評価をこれまで行ってきた。今回は、評価システムの問題点の解消、256 Sample/周期への対応、複数のECTの同時評価への対応を行ったので紹介する。