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高温CO2ガスにおける定積比熱の温度依存性
◎小林隆典・横水康伸・松村年郎(名古屋大学)
近年のガス遮断器では,機械式パッファ室に熱的パッファ室を併用した方式が開発されている。
熱的パッファ室では,一定体積下において消弧ガスのアーク加熱による圧力上昇を利用している。
これまでは,一定圧力下での高温ガス特性を流用して,熱パッファ室内における高温ガス特性が解析されてきた。
そこで,我々は,一定体積下に存在する SF6 および CO2 ガスについて,高温下での粒子組成および圧力を理論的に導出してきた。
本報告では,次段階として,一定体積下の高温 CO2 における定積比熱の温度依存性を述べている。