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デシカント空調システムにおける除湿量特性(Ⅱ)
◎村田遼太郎・佐々木 仁・川崎義仁・林 則行(宮崎大学)
現在、農畜産廃棄物の処理過程でバイオマス燃料を生成することができる。その燃料を、バイオマスボイラーなどを用いたコージェネレーションシステムに導入することで温水と電力を同時に得ることができる。しかし、夏場では温水の利用が減り、余剰排熱が生じてしまう。一方、農業分野ではビニールハウスで野菜や花を栽培する際、蒸散などにより湿度が上昇してしまう。そのため、温室内環境改善技術の開発が強く求められている。本研究では、デシカント空調システムを用いた排熱有効利用法の確立と温室内環境の改善を同時に実現できるシステムの開発を目的としている。