7-087
17年間使用したポリマーがい管の電気性能評価
○畔栁俊幸・堀 康彦(電力中央研究所)・羽柴靖人(関西電力)・田村俊輔(東京電力)・浦山雅彦(中部電力)
実フィールドで約17年間使用された154kV用ポリマーブッシングを撤去し,撤去状態における霧中定印繰返耐電圧試験,塩水注水フラッシオーバ試験,清掃表面における塩水注水フラッシオーバ試験,人工汚損状態における定印霧中耐電圧試験,等価霧中試験による電気性能評価を行い,所要耐電圧を満足していることを確認した。また,塩水注水フラッシーバ電圧は表面状態により変化し,撤去表面状態における塩水注水フラッシオーバ電圧は清掃表面よりも約25%低下することが確認された。