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気中粉塵が高電圧直流電荷漏洩現象に与える影響
◎堀 豊貴・村瀬 洋・依田正之・箕輪昌幸(愛知工業大学)
遮断機により両端を切り離された送電線には直流電荷が残留し、ある時間を経て減衰していくことがわかっている。しかし、この減衰時間にはばらつきが現れており、同時に測定した気象条件と関連付けられていない。この電荷漏洩には二つの漏洩メカニズムがある。気中を伝わって大地へ流れるもの、固体絶縁物表面を伝わって大地へ流れるものこの二つである。今回、気中を伝わって大地へ流れるメカニズムに着目した。そこで、模擬無塵室を使用し気中粉塵の影響の検討を行った。