電気学会全国大会講演要旨
7-113
太陽光発電システム近傍の送電線地絡事故時の動作解析
○小西博雄(NTTファシリティーズ)
住宅用太陽光発電装置では送電線で事故が起こり配電線の電圧が低下すると安全のために配電系統から切り離すことが要求されている。しかし高圧以上の系統に大規模太陽光発電システムが接続され、発電用として使用される場合には電圧低下時でも運転継続(FRT: Fault Ride-Through)することが検討されている。太陽光発電システムで運転継続を行った場合の地絡電流をシミュレーションし解析した。