電気学会全国大会講演要旨
5-025
12/10極スイッチトリラクタンスモータによる出力向上
◎清田郁弥・杉元紘也・千葉 明(東京工業大学)・中村公昭・沖光武臣(本田技術研究所)
スイッチトリラクタンスモータ(SRM)は永久磁石を使用せず,安価に製作できるなどの応用が期待されている。SRMの極数は6/4極の倍数となるようにすることが一般的である。本報告では,6相12/10極のSRMを用いることで,等しい寸法の3相12/8極SRMに比べて出力がおよそ17%向上することを解析的に明らかにする。解析は有限要素法による電磁界解析ソフトウェアJMAGを用いて行った。