燃料電池を搭載した試験車両による構内走行試験により長期間にわたる燃料電池の発電性能を評価した結果、燃料電池のエネルギー変換効率の低下は見られなかった。また、低出力領域を除き効率が大きく変わることはなく、広い領域でほぼ一定の効率で運転できていることも確認でき、これまでのデータを見る限りでは、車両の設計検討やシミュレーションの際には燃料電池の初期のエネルギー変換効率を使用しても差し支えないと考えられる。