電気学会全国大会講演要旨
5-139
東北新幹線開業以降の接地抵抗値の変遷と現状
◎小石川尊信・林屋 均・近江正太郎・高木和憲(東日本旅客鉄道)
東北新幹線が開業した1982年以来、安全・安定輸送をハードの面で支えてきた変電機器の老朽化が進んでいる。そのため現在、信頼性が高く、効率的な設備への更新を実施している。変電ポストの接地線については、埋設されているメッシュ接地を始めとした全ての接地線を原則、再用している。本稿では、新幹線開業以降のいくつかの変電ポストの接地抵抗値の推移やそれらのポストにおける接地メッシュ規模(長さ、面積)と接地抵抗値の関係について述べる。