電気学会全国大会講演要旨
7-007
SMAエンジンの高出力化に関する研究
◎白木健登・纐纈博章・岩田健希・佐藤義久(大同大学)
形状記憶合金(SMA:Shape Memory Alloy) エンジンの高出力化についての研究を行った。過去の研究により、SMAベルト1本あたりの最適設計手法を明らかにした。SMAエンジンの更なる高出力化を目指すため、慣性モーメントに着目した。導出した理論式によれば慣性モーメントを小さくすることで出力があげる事が分かった。本研究では、低温輪の車輪の慣性モーメントを増減させ、慣性モーメントがSMAエンジンの高出力化にどのように寄与するかを検証した。