電気学会全国大会講演要旨
7-018
洋上風力発電設備の接地抵抗測定方法の検討
○近藤潤次(東京理科大学)・川口直樹・野極日出男・徳田憲昭(エネルギー総合工学研究所)
近年,洋上風力発電の導入が大規模かつ急速に進んでいるが,我が国において洋上風力発電は新しい発電設備であるため,関連法規の整備が充分に行われていない。その1つに,接地抵抗測定方法がある。発変電規程にて定められている測定方法は,あくまで陸上での接地に関するものであり,洋上においても同じ測定方法が妥当なのかどうかについては不明である。そこで今回,洋上での接地抵抗を,測定方法や電極の幾何学的配置を変えて測定したので,その結果を報告する。