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二種類の異なる避雷装置が混在する配電線路のスパークオーバ発生率に関する一検討
○吉田友一・瀬戸口 誠・石本和之・浅川 聡(電力中央研究所)・塩田勝史(中国電力)
近年,我が国の配電線路においては,雷害に起因した高圧線事故を防止する対策として,これまでの線路保護用の避雷器に加え,新たに機器保護を目的とした避雷装置を取り付ける場合がある。そのため,実際の配電線路においては,これらが混在している状態となるが,この場合の雷事故率を検討された例はない。本研究では,二種類の異なる避雷装置が混在する配電線路における雷事故率ついて検討を実施した。