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雷インパルス電圧発生器の回路定数と発生波形
○里 周二・東部真季(宇都宮大学)・西村誠介・清水博幸(日本工業大学)・岡本吉史(宇都宮大学)
雷インパルス電圧発生器の回路定数から発生波形を決めたり,或いは逆に発生波形を満足するように回路定数を定める作業は,一見簡単に見えるが現在の所,これといった決定的な計算法がない。
筆者らは,周波数領域の発生回路が4端子定数の機械的な積になることに注目し,回路がどのような集中定数で構成されていても,発生波形を自動的に解析関数で記述する方法を考案した。成果を0.84/60 impulse波形を発生する校正器の製作し適用して,ほぼ設計通りの波形を得る事に成功したので詳細を報告する。