電気学会全国大会講演要旨
7-052
ハイブリッド型太陽光パネルの実験的効果検証
◎佐藤裕太・竹本泰敏・飯島 淳(日本工業大学)・香月壮亮(福井工業高等専門学校)
電力と熱を得ることが可能な,ハイブリッド型太陽光パネルは,一般的な太陽光パネルの背面にある集熱機構を付加した構造となる。この集熱機構により熱回収を行うことで,パネル表面温度上昇を抑制される。このため,パネルの表面温度上昇による太陽光電池の変換効率低減を抑制することが期待される。著者らは,2014年9月(25日間)ハイブリット型太陽光パネルの実計測を行った。本稿では,測定結果より集熱効果および,変換効率低減抑制効果について明らかにした。