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小型風力発電システム用発電機の開発に関する研究
○纐纈博章・尾関宏信・佐藤義久(大同大学)
従来の風力発電システム用発電機は,低風速域でのカットインを強く意識した容量の小さいコアレス(空芯)コイル型の発電機が主流であった。そこで、鉄心入りコイルを使用した2kW級の本格的な小型風力発電システム用発電機の開発を目指す。既に収集した1,2号機の発電特性のデータをもとに設計した3号機のデータ収集を行った。3号機は磁束密度0.5Tのネオジム磁石を使い,コイルは直径1.3mmのエナメル線を用いた80巻の鉄心入りとした.また,磁石96個コイル72個の4:3とした。開放時、負荷接続時の電圧、電流を測定することで3号機の発電特性を把握した。