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154kV重汚損対応機器用ダイレクトモールドブッシングの実用化
○今西 晋・荻島みゆき・桑木亮仙(昭和電線ケーブルシステム)
ダイレクトモールドブッシングは主絶縁にエポキシ樹脂を使用し、シリコーンゴムの外被をかぶせた完全固体絶縁タイプのブッシングであり、絶縁油を使用しないことから軽量・コンパクトを実現した製品である。また、ブッシングの固有振動数が地震の卓越振動数範囲(0.5〜10Hz)よりも高く耐震性に優れていることなどから、地震対策として脚光を浴びている。今回、154kVクラスで重汚損に対応した機器用ブッシングを実用化したので、ここに報告する。