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耐軸力向上型275kVRBJの長期把持力特性
◎松井健郎・中出雅彦・真下展宏・辻 貴章(東京電力)・岡本 岳・助川琢也・種谷 出(ジェイ・パワーシステムズ)・虎井康男・丸一真二(ビスキャス)
従来のRBJ(ゴムブロック絶縁型接続部)は、ゴムブロック絶縁体がケーブルコアを把持する力に限界(3.1kN〜3.9kN程度)があり、設置箇所の発生軸力により現場への適用範囲に制限があった。東京電力管内の洞道布設275kV中間接続部において、発生する軸力差は最大7.4kNと確認されたことから、耐軸力向上対策を施した275kVRBJを開発し、長期把持力特性評価により、7.8kNまでの軸力に耐えられる構造であることを確認し適用範囲の拡大が可能となったので報告する。