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66/77kVアルミ導体CVケーブル用接続部の開発
田渡未沙・今西 晋・荻島みゆき・伊藤康介・○桑木亮仙(昭和電線ケーブルシステム)
近年の強い電力自由化傾向に伴う大規模容量の再生可能エネルギーによる発電所の建設が急速に進んでおり、送電システムの市場でも存在感を高めている。送電システムは従来銅導体を使用したCVケーブルが主流であったが、導体にアルミを採用することによって送電システムの建設コスト低減が可能となる。今回はアルミ導体を使用した接続システムに必要な66/77kV級トリプレックス型CVケーブル150mm2用接続部を開発実用化について報告する。本接続部は既に実践路へ導入され、今後アルミ導体を適用したCVケーブルは送電システムの一翼を担うものと期待される。