研究機関でアジャイル開発しませんか
9月2日(水) 15:30-17:30
第2イベント会場
【セッション概要】 エンジニア志望の皆さん、国立研究所のシステム開発も面白いですよ! 研究機関で働いているのは研究者ばかりではありません。エンジニアにも活躍の場がたくさんあります。この企画では、国立情報学研究所が開発を進めている NII Research Data Cloud の各サービスの開発責任者を招いて、研究機関におけるシステム開発の面白さをお伝えします。▼最先端研究を支える情報システムをどう設計するか▼アジャイルな開発を大手ベンダーと一緒に進めるコツ▼全国800大学が使うSaaSを運用するためのCI/CDの勘所▼これからの大学に求められるエンジニアリング人材像…こういったトピックに興味のある学生、エンジニア、研究者のご参加をお待ちしています。
15:30-15:35 司会
藤原 一毅(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任准教授)
【略歴】 2011年、総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻を修了。同年より、国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系特任研究員として計算機ネットワークを研究。2016年より、情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所データ駆動知能システム研究センター主任研究員として自然言語処理向け高性能計算システムを設計。2018年より現職にてNII Research Data Cloudを構成するデータ解析システムを開発している。博士(情報学)。情報処理学会、電子情報通信学会 各会員。
15:35-15:55 講演(1) 全国の大学が利用するサービスを楽しく研究開発する ~JAIRO Cloud開発現場の取り組み~
林 正治(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任助教)
【概要】 共用リポジトリサービスJAIRO Cloudは、 NII Research Data Cloudを構成するサービスの一つで、機関に所属する研究者の研究成果を情報発信するための機関リポジトリ機能を提供する約600の研究機関が利用するクラウドサービスです。現在、このサービスのリプレースに向けてベースとなるソフトウェアWEKO3の研究開発を進めています。安定的な運用と研究開発の両立を目指し、大手ベンダーと一緒にアジャイル開発を進めながら、CI/CDの実現に向けたインフラ環境の構築など、日々試行錯誤を続けています。本講演ではこれら開発現場での体験をお話します。
【略歴】 2009年3月北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科修了。同大学産学連携研究員、一橋大学情報基盤センター助教、国立情報学研究所サイバーセキュリティ研究開発センター特任助教を経て2018年4月よりオープンサイエンス研究開発センターにてNII Research Data Cloudを構成する研究データ公開基盤の研究開発に従事。
15:55-16:15 講演(2) ポストコロナ社会での研究を支えるリサーチデータマネージメント・サービスの開発と運用
込山 悠介(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 助教)
【概要】 国立情報学研究所(NII: National Institute of Informatics)では、全国の大学や研究機関に共通の研究データ基盤(NII Research Data Cloud)サービスを提供しています。このうちの一つで、研究室や研究プロジェクトで生成されるデータを保存・管理し、共同研究者とも安全にデータ共有できるインフラがリサーチデータマネージメント・サービス GakuNin RDM( https://rdm.nii.ac.jp/ )です。ポストコロナ社会では、学術研究や教育分野においてもテレワーク、遠隔講義やオンラインカンファレンスが一般的になっていく事が想定されます。災禍の中でも大切な研究データを守り、研究をストップさせない安全なサービスをスピーディにどう開発するかは、我々の現在のチャレンジです。本講演では、研究機関におけるサービス開発CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)の事例としてGakuNin RDMの開発・運用現場で実際に行っている、毎週のアップデートの様子について、デモを交えながら紹介させていただきます。
【略歴】 国立情報学研究所コンテンツ科学研究系 助教。博士(農学)。2014年3月、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程を修了。日本学術振興会特別研究員(DC2)としてバイオインフォマティクスの研究に従事。2014年4月、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター特任研究員としてスーパーコンピュータ運営や生命科学データベース開発のプロジェクトに従事。2016年4月より現職。2017年4月より国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターの発足に伴い、研究データ管理サービスGakuNin RDMの研究開発、運営および国際連携に従事。
16:15-16:35 講演(3) 現場コーチから見た研究機関でのOutcomeの考え方とその事例
中村 洋(ギルドワークス株式会社 現場コーチ)
【概要】 プロダクトや機能をOutputとしたとき、プロダクトや機能の利用者の嬉しさをOutcomeとここでは呼びます。では、研究機関でのOutcomeとはどのようなものがあるでしょうか? また、Outcomeをどのように見つけ、それが満たされているかどうかをどのように計測するといいのでしょうか? この時間では、アジャイル開発の概要を軽くお話しし、その後、研究機関でのOutcomeの考え方とその事例をお話ししようと思います。それを受けて、参加者のみなさんが「自分たちにとってのOutcomeとはなにか?」を考えるきっかけになれば幸いです。
【略歴】 ギルドワークスにて「正しいものを正しくつくる現場を増やす」ことを目指している現場コーチ。認定スクラムマスター (CSM)。様々な規模のSIer、事業会社でのシステム開発を経て今に至る。これまで33社の現場、64のチームの改善、支援を実施し、現場や組織がよい方向に向かうように活動している。「ええと思うなら、やったらよろしいやん」が口癖。
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16:35-16:55 講演(4) 研究機関で働いてみた、研究機関と働いてみた
長久 勝(ライフマティックス株式会社 ライフサイエンス事業部 リードエンジニア・主任研究員)
【概要】 2020年の今日、さまざまな研究分野で情報システムは欠くことできない道具であり、研究活動を進めていく上でソフトウェアエンジニアの存在は欠かせません。研究機関において、ソフトウェアエンジニアが研究者と協力しながら、研究のためのソフトウェアを開発したり、情報システムを構築・運用することは、日常的に行われています。しかし、その実態は、一般にはあまり知られていないかも知れません。本講演では、ソフトウェアエンジニアとして、かつては研究機関の中で働き、今も複数の研究機関と働いているリアルな体験をお話しします。
【略歴】 1994年3月龍谷大学理工学部数理情報学科卒業。1994年3月株式会社エス・エヌ・ケイ入社。以降、コンピュータゲーム開発や動画配信などに従事。奈良女子大学、早稲田大学にて非常勤講師。国立情報学研究所にてトップエスイーやクラウド関連の業務に従事。2019年4月よりライフマティックス株式会社に在籍。情報処理学会、日本デジタルゲーム学会会員。
16:55-17:30 フリーディスカッション
司会:藤原 一毅(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任准教授)
【略歴】 2011年、総合研究大学院大学複合科学研究科情報学専攻を修了。同年より、国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系特任研究員として計算機ネットワークを研究。2016年より、情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所データ駆動知能システム研究センター主任研究員として自然言語処理向け高性能計算システムを設計。2018年より現職にてNII Research Data Cloudを構成するデータ解析システムを開発している。博士(情報学)。情報処理学会、電子情報通信学会 各会員。
パネリスト 全国の大学が利用するサービスを楽しく研究開発する ~JAIRO Cloud開発現場の取り組み~:林 正治(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任助教)
【概要】 共用リポジトリサービスJAIRO Cloudは、 NII Research Data Cloudを構成するサービスの一つで、機関に所属する研究者の研究成果を情報発信するための機関リポジトリ機能を提供する約600の研究機関が利用するクラウドサービスです。現在、このサービスのリプレースに向けてベースとなるソフトウェアWEKO3の研究開発を進めています。安定的な運用と研究開発の両立を目指し、大手ベンダーと一緒にアジャイル開発を進めながら、CI/CDの実現に向けたインフラ環境の構築など、日々試行錯誤を続けています。本講演ではこれら開発現場での体験をお話します。
【略歴】 2009年3月北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科修了。同大学産学連携研究員、一橋大学情報基盤センター助教、国立情報学研究所サイバーセキュリティ研究開発センター特任助教を経て2018年4月よりオープンサイエンス研究開発センターにてNII Research Data Cloudを構成する研究データ公開基盤の研究開発に従事。
パネリスト ポストコロナ社会での研究を支えるリサーチデータマネージメント・サービスの開発と運用:込山 悠介(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 助教)
【概要】 国立情報学研究所(NII: National Institute of Informatics)では、全国の大学や研究機関に共通の研究データ基盤(NII Research Data Cloud)サービスを提供しています。このうちの一つで、研究室や研究プロジェクトで生成されるデータを保存・管理し、共同研究者とも安全にデータ共有できるインフラがリサーチデータマネージメント・サービス GakuNin RDM( https://rdm.nii.ac.jp/ )です。ポストコロナ社会では、学術研究や教育分野においてもテレワーク、遠隔講義やオンラインカンファレンスが一般的になっていく事が想定されます。災禍の中でも大切な研究データを守り、研究をストップさせない安全なサービスをスピーディにどう開発するかは、我々の現在のチャレンジです。本講演では、研究機関におけるサービス開発CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)の事例としてGakuNin RDMの開発・運用現場で実際に行っている、毎週のアップデートの様子について、デモを交えながら紹介させていただきます。
【略歴】 国立情報学研究所コンテンツ科学研究系 助教。博士(農学)。2014年3月、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程を修了。日本学術振興会特別研究員(DC2)としてバイオインフォマティクスの研究に従事。2014年4月、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター特任研究員としてスーパーコンピュータ運営や生命科学データベース開発のプロジェクトに従事。2016年4月より現職。2017年4月より国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターの発足に伴い、研究データ管理サービスGakuNin RDMの研究開発、運営および国際連携に従事。
パネリスト 現場コーチから見た研究機関でのOutcomeの考え方とその事例:中村 洋(ギルドワークス株式会社 現場コーチ)
【概要】 プロダクトや機能をOutputとしたとき、プロダクトや機能の利用者の嬉しさをOutcomeとここでは呼びます。では、研究機関でのOutcomeとはどのようなものがあるでしょうか? また、Outcomeをどのように見つけ、それが満たされているかどうかをどのように計測するといいのでしょうか? この時間では、アジャイル開発の概要を軽くお話しし、その後、研究機関でのOutcomeの考え方とその事例をお話ししようと思います。それを受けて、参加者のみなさんが「自分たちにとってのOutcomeとはなにか?」を考えるきっかけになれば幸いです。
【略歴】 ギルドワークスにて「正しいものを正しくつくる現場を増やす」ことを目指している現場コーチ。認定スクラムマスター (CSM)。様々な規模のSIer、事業会社でのシステム開発を経て今に至る。これまで33社の現場、64のチームの改善、支援を実施し、現場や組織がよい方向に向かうように活動している。「ええと思うなら、やったらよろしいやん」が口癖。
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パネリスト 研究機関で働いてみた、研究機関と働いてみた:長久 勝(ライフマティックス株式会社 ライフサイエンス事業部 リードエンジニア・主任研究員)
【概要】 2020年の今日、さまざまな研究分野で情報システムは欠くことできない道具であり、研究活動を進めていく上でソフトウェアエンジニアの存在は欠かせません。研究機関において、ソフトウェアエンジニアが研究者と協力しながら、研究のためのソフトウェアを開発したり、情報システムを構築・運用することは、日常的に行われています。しかし、その実態は、一般にはあまり知られていないかも知れません。本講演では、ソフトウェアエンジニアとして、かつては研究機関の中で働き、今も複数の研究機関と働いているリアルな体験をお話しします。
【略歴】 1994年3月龍谷大学理工学部数理情報学科卒業。1994年3月株式会社エス・エヌ・ケイ入社。以降、コンピュータゲーム開発や動画配信などに従事。奈良女子大学、早稲田大学にて非常勤講師。国立情報学研究所にてトップエスイーやクラウド関連の業務に従事。2019年4月よりライフマティックス株式会社に在籍。情報処理学会、日本デジタルゲーム学会会員。