電気学会全国大会講演要旨
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諸気体の電子輸送係数と電子衝突断面積 Ⅶ -CH
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分子の回転励起断面積と電子輸送係数-
○中村義春
入手可能な情報をもとに初めて気体温度300Kにおけるメタン分子の各回転準位間の電子衝突回転励起・脱励起断面積を推定した。この断面積データを使ってボルツマン解析を行い、低E/N域のメタン中の電子輸送係数に及ぼす回転励起・脱励起過程の影響を調べた。その結果、電気8重極モーメントしかもたないメタン分子気体中の低E/N域の電子輸送係数に及ぼす回転励起過程の影響は小さいことが確認できた。