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ホール型電気集じん装置におけるホール孔径の影響
◎横山 駿・柳川鴻太・江原由泰(東京都市大学)・榎本 譲・乾 貴志・青木幸男(富士電機)
近年,世界的な環境意識の高まりから,粒子状物質や,NOx,SOxなどによる環境汚染が原因として,喘息,肺がんなど人体への影響が指摘されている。これらの発生源に自動車や,船舶のディーゼルエンジンが挙げられ,排ガス処理装置として電気集じん装置(ESP)に着目した。しかし,時間経過による集じん率の低下や再飛散現象という解決すべき問題がある。それらを解決する方法として,ホール型ESPの研究を行った。従来型ESPとホール型ESPで集じんを行った場合,ホール型ESPは再飛散現象を抑制できた。